背中ニキビでの皮膚科に行くタイミングや治療方法について解説

かゆみや違和感等で背中ニキビの存在に気が付いたとき、「皮膚科に行くべきかどうか」は悩みどころになるのではないでしょうか?

本日は、皮膚科に行くべき背中ニキビの程度や、皮膚科で行われる背中ニキビの治療について解説しましょう。

背中ニキビで皮膚科に行くべき?行くべきではない?

結論から申しますと、かゆみや痛み、赤みや発疹の状況により、背中ニキビで皮膚科に行くべきか否かの判断は異なります。

背中に触った時に指先にブツブツが感じられる、かゆみが強い、赤みが目立つ、発疹の数が多い等、症状がひどいと感じられるなら、迷わず皮膚科を受診すべきです。

特に、背中の皮膚は顔よりも厚いため、できてしまったニキビの治療に時間を要す傾向にあります。

また、背中は衣服や下着でこすれたり、就寝時に体重がかかったりするので、ニキビの重症化や跡ができやすいといったリスクがあります。

だからこそ、早期発見、早期治療が重要と言えるんですね。

皮膚科で行われる、背中ニキビの治療法

「背中ニキビで皮膚科に行くべきか」と迷われている方は、皮膚科で行われる治療内容についても頭に入れておくと、受診の判断がしやすくなるでしょう。

投薬

背中ニキビの治療として代表的なものといえば、「投薬」です。

皮膚科では、外用薬や内服薬をニキビの症状に合わせて処方してもらえます。

外用薬としては、抗菌作用、抗炎症作用のある薬や、抗生物質、角化細胞の分化抑制や毛穴の閉塞防止の薬剤等が用いられます。

内服薬では、抗生物質やビタミン剤、漢方薬の処方が中心となるでしょう。

フォトフェイシャル

フォトフェイシャルというと、肌のくすみやシミの改善に用いられることが多いですが、背中ニキビの治療にも有効です。

これは、特殊な光を照射することで背中ニキビの原因であるアクネ菌を死滅させる治療法で、複数回行うことによって症状の改善が期待できます。

重症化や繰り返すニキビには、ホルモン治療

背中ニキビの状態によっては、ホルモン検査を行い、ホルモンバランスを整える治療が行われます。

もっとも、背中ニキビはホルモンバランスの乱れによってできると考えられていますから、ひどくなったり、なかなか治らなかったりする背中ニキビを根本から治療をするためにはホルモンへの働きかけが不可欠というわけです。

皮膚科に行くほどではない背中ニキビには、セルフケアを

このように、背中ニキビの治療に皮膚科受診は効果的ですが、費用負担や時間的な負担も気になるところです。

皮膚科はたいてい混雑していますし、治療内容によっては保険適用対象外となることもあります。

背中ニキビは、少し気になる程度であれば、自分でケアすることでも改善できます。

まずは大前提として、規則正しい生活、バランスの良い食生活を心がけ、お肌のコンディションを良くしておくこと。

その上で、ビタミンC誘導体の入った化粧水や美容液を用いて、毎朝晩保湿を心がけてください。

さらに、衣服等での摩擦や入浴時のゴシゴシ洗いに気を付けることでも、症状悪化を防ぐことが可能です。

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【スキンケアアドバイザー監修】吉田 美幸

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