背中のニキビがかゆい時の原因と対処方法を解説

なぜか分からないけれど、背中がかゆくて仕方ない!

そんな時、つい背中をボリボリと掻きむしりたくなるかもしれませんが、それでは症状が悪化するばかりです。

自分の目ではなかなか見えない背中だからこそ、冷静に原因を探り、適切な対処を心がけましょう。

背中のかゆみはニキビ?それとも他の原因?

ひと口に「背中のかゆみ」といっても、実際には様々なことが原因になっています。

具体的には、背中ニキビや毛穴の炎症の他、身近なものによるアレルギー反応、皮膚の乾燥等が挙げられます。

背中のかゆみがひどい場合、発熱や倦怠感を伴う場合には専門医の受診が必要ですが、まずはセルフケアで症状の改善を試みましょう。

背中のかゆみの原因別!対処法

背中がかゆい場合、大原則として「掻かないこと」。

掻くことで一時的にかゆみが楽になるような気がしますが、皮膚のバリア機能を破壊し、更なるかゆみを生じさせることもあります。

また、掻き壊してしまうと肌が炎症を起こして別の皮膚疾患の原因となったり、かゆみの範囲が広がったりします。

掻かずに冷やすことで患部を落ち着かせ、かゆくなっている原因を見極めましょう。

背中ニキビのかゆみには「清潔第一」

背中ニキビによるかゆみは、皮脂分泌による毛穴詰まり、皮脂を栄養とするアクネ菌の増殖によって生じます。

よって、背中を清潔に保つこと、さらに市販のアクネ菌ケアローション等で背中を潤すことが効果的です。

アレルギー反応による背中のかゆみなら、アレルゲンを取り除くこと

アレルギー反応を生じさせる原因は、意外にも私たちの周りに多く存在します。

例えば食べ物や金属、動物、植物、衣類、下着、洗剤、湿布、日光等、ざっと挙げただけでも、身の回りの何かしらがアレルゲンとなる可能性があることが分かりますね。

特にアレルギー体質でない方で、突然背中にかゆみが生じた場合、まず考えられるのは衣類や下着による影響です。

また、洗剤や柔軟剤を新しいものに替えた際にかゆみが生じたなら、それらが原因となっている可能性が高いでしょう。

アレルギー反応によるかゆみを防ぐためには、原因と思われるものに触れないことの他に方法はありません。

肌乾燥による背中のかゆみには「保湿」

秋・冬に背中のかゆみが生じる場合、その原因は皮膚の乾燥かもしれません。

空気が乾燥すると皮膚の外側にある角層の水分量が減り、これにより皮膚のバリア機能が低下します。

すると、肌が外部刺激を受けやすくなり、ちょっとした刺激でかゆみを感じるようになるのです。

背中の乾燥対策としては、保湿ケアが第一です。

ボディ用ローションやクリームで十分に保湿して、乾燥によるかゆみを防ぎましょう。
また、お風呂でのゴシゴシ洗いにも注意が必要。

力を入れて洗うことで、背中の皮膚が掻きむしった時と同じ状態になってしまいます。

低刺激の石けんを良く泡立てて、優しく洗うのがポイントです。

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【スキンケアアドバイザー監修】吉田 美幸

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