おでこの黒ずみの原因は?正しいケア方法をご紹介

「最近どうもお化粧ノリが悪いな」とお悩み方の中には、おでこの黒ずみがネックとなっているケースが多々見受けられます。

気になるおでこの黒ずみはどうして生じてしまうのでしょうか?

その原因や正しいケアの方法について解説しましょう。

気になるおでこの黒ずみの原因は?


おでこが黒ずんでしまう原因は大きく分けて2つ、「角栓」「メラニン色素」が挙げられます。

あなたのおでこの黒ずみは、どちらのタイプと考えられるでしょうか?

適切な対処法を考えていくために、まずは原因を正しく探りましょう。

「角栓」による毛穴づまり

「角栓」とは、角質と、角質ができる際に一緒に産出される代謝物等のたんぱく質、そして皮脂で構成される毛穴づまりの元です。

通常、肌表面の角質はターンオーバーが正常に機能することによって剥がれ落ちますが、ターンオーバーのサイクルが乱れることで肌のバリア機能が低下すると、角質層が通常よりも分厚くなりますが、これが毛穴に入り込むと「角栓」となり毛穴づまりを生じさせます。

「メラニン色素」の沈着

肌にできたシミをよく見ると、毛穴の周辺が黒ずんで見えることがあります。

この黒ずみは「メラニン色素」の沈着であり、毛穴周辺で過剰に分泌された皮脂やニキビ、吹き出物等が炎症を起こすとそれが刺激となってメラニンが過剰に生成され、黒ずみが生じる現象です。

おでこの黒ずみはどうケアする?


おでこの黒ずみの原因である「角栓」と「メラニン色素」は、どのようにケアするのが効果的なのでしょうか?

原因に合った対処法を考えてみましょう。

ホットタオルで毛穴づまり解消

角栓によるおでこの黒ずみを改善させるためには、「毛穴づまりの解消」がカギとなります。

とはいえ、角栓は「角栓パックを使えばとれる」という単純なものではなく、むしろ角栓パックの刺激が引き金となって角質層をさらに厚くさせてしまうケースもあります。

ここで試したいのが、「毛穴づまりを緩めること」。

具体的には、温めて角栓を取り出しやすくすることです。

角栓の約70%はたんぱく質であり、通常の状態ではとても硬い状態と言えます。

そこで、ホットタオルを準備し、30秒から1分程度、顔を温めましょう。

温めることで、毛穴と角栓を柔らかい状態にできます。

角栓が取り出しやすくなったら、洗浄力の高いオイルタイプかクリームタイプのクレンジングで洗い流しましょう。

肌トラブルには「とりあえず保湿」

ホットタオル→クレンジングの流れで肌を清潔な状態にした後、保湿は欠かせません。

たっぷりの化粧水と保湿力の高いクリームで肌を潤わせてあげましょう。

「保湿するとまた毛穴がつまるのでは?」と心配になるかもしれませんが、角質層が潤った状態でないと肌のターンオーバーが異常な状態となり、さらなるおでこの黒ずみやあらゆる肌トラブルの原因となりかねません。

「美白ケア」でメラニンの過剰生成を抑制

おでこの黒ずみがシミを伴うものであれば、美白ケアを積極的に行います。

過剰なメラニン生成を抑制するためには、美白有効成分でのお手入れは不可欠と言えましょう。

その際、保湿ケアを並行して行うことが肝心です。

美白有効成分がメラニン生成を抑制し、さらに保湿ケアが肌のターンオーバーを正常化させることで、気になる黒ずみがアカとして剥がれ落ちてくれます。

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【スキンケアアドバイザー監修】吉田 美幸

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