大人ニキビとタバコとの関連性!後悔する前に禁煙を

しつこくてなかなか治らないニキビ・・・

そういえば最近、ニキビ跡も気になるようになってきた・・・

大人のニキビにお悩みの皆さん、ひょっとしたら「タバコ」を吸っていないでしょうか?

喫煙は、ニキビを悪化させる他、ニキビ跡を消えにくくさせる直接的な原因をもたらします。

本日は、タバコとニキビ・ニキビ跡との関係性、愛煙家が気を付けるべき肌ケアを確認しましょう。

タバコとニキビの深い関係

タバコによる健康被害は様々報告されていますが、そのひとつに「肌老化」が挙げられます。

肌老化が進んだ喫煙者の顔を「スモーカーズフェイス」と呼ぶことがありますが、喫煙によってシワが深くなり、実年齢よりもずっと老けて見えるようになる傾向にあります。

こうした肌老化の影響が、ニキビのできやすい肌を作り上げるのです。

タバコが大人ニキビの原因に!?

通常、肌表面には「皮脂膜」が存在し、外部刺激から肌を守ったり、肌を潤したりします。

ところが、喫煙をすると、タバコに含まれるニコチンの作用によってこの皮脂膜が酸化し、毛穴詰まりの原因に。

併せて、喫煙によって体内に生じた活性酸素を除去しようと、ビタミンEが大量に消費されることも分かっています。

このビタミンEは肌のバリア機能を高める働きする重要な栄養素ですから、これが失われることで途端にダメージを受けやすい肌質になってしまうというわけです。

タバコによる肌老化で、ニキビ跡が消えにくくなる

このように、ビタミンEが失われた肌は老化しやすく、新陳代謝も悪い状態となります。

つまり、肌の生まれ変わりが正常に行われないため、ニキビの改善スピードが遅くなると共に、ニキビ跡の治りも悪くなってしまうのです。

タバコによる大人ニキビの悪化を防ぐには?


大人ニキビにお悩みの皆さんにとって、タバコは百害あって一利なし。

既にタバコによって増えてしまった大人ニキビ、なかなか消えないニキビ跡にお悩みの方は、今一度肌ケアを見直されてみることをお勧めします。

ビタミンE、ビタミンCを意識的に摂取する

ニコチンによって失われたビタミンEを積極的に補い、お肌の正常なターンオーバーを促しましょう。

アーモンドなどのナッツ類やうなぎにはビタミンEが豊富に含まれています。

併せて、コラーゲン生成に役立つビタミンC補給も心がけると、内側からふっくらと弾力のあるお肌に。

ニキビ跡による肌表面の修復にも効果的です。

基本的なスキンケアを徹底する

この他、紫外線対策や洗顔・保湿といった基本的な肌ケアをしっかり行うことも大切です。

この時、刺激の強いアイテムの使用を避ける、必要以上にお肌をいじらないといったことにも気を付けるようにしましょう。

何かと厄介な大人ニキビ!できれば喫煙がベター

タバコに含まれるニコチン等の成分は、喫煙を重ねるたびに体内に蓄積され、お肌を始めとする身体の様々なところに悪影響をもたらすようになります。

大人ニキビは一度でき始めると増えやすく、しかもなかなか治りにくいですから、美肌のためには予防が肝心。

愛煙家の方にはなかなか難しいかもしれませんが、できれば禁煙を心がけて、タバコによるニキビ発生を防げるのが理想ですね!

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【スキンケアアドバイザー監修】吉田 美幸

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