目の下のまぶたの腫れには要注意!

目元が腫れてくると、「何か目の病気かな」と心配になるもの。

目の腫れの原因を探るには、まず「目のどの部分が腫れているのか」を見極める必要があります。

目やまぶたの腫れで疑われる病気とは?


目やまぶたが腫れていて、しかも痒みや痛み、目の充血や目やになどの症状もある場合は、目の病気であるケースが大半です。

また、主に目の上まぶたに腫れが生じることが多いことも特徴に。

まずは、目やまぶたに腫れが生じる病気の種類を確認しましょう。

まぶたの腫れや違和感、痒み、痛みは「ものもらい」の可能性

上まぶたが腫れぼったく、しかもまぶたにしこりのようなものができていて違和感がある、痒みや痛みがある場合、「ものもらい」が疑われます。

ものもらいは「麦粒腫」ともいわれ、細菌感染によって文字通り「麦粒」大のしこりがまぶたにできる病気です。

初期であれば薬で改善しますが、症状が進むと切開して膿を出さなければならなくなります。

まぶたの腫れと充血、目やにが主症状となる「結膜炎」

まぶたの腫れに加えて、目が赤い、目やにが多く出るといった症状があれば「結膜炎」の可能性が高いと言えます。

結膜炎はウイルス感染で起こり、感染力が高いため、治療と共に周囲にうつさない工夫が必要です。

「まぶたの腫れ=むくみ」なら様子を見ていてOK

ものもらいや結膜炎のように、まぶたの腫れに加えて何らかの症状がある場合には、目の病気が疑われます。

一方、まぶたが腫れているだけで他に不快な症状がない場合、代謝が悪くなっていることで単にむくんでいるだけかもしれません。

むくみは自然に解消されるため、しばらく様子を見ると良いでしょう。

目の下の腫れは「たるみ」の可能性大

ものもらいや結膜炎による目の腫れの多くは「目の上」に生じますが、中には「目の下の腫れ」にお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。

目の下の腫れは、どのような原因から生じるのでしょうか?

下まぶたの腫れは「脂肪の突出」「筋力の衰え」「ハリ・弾力の減少」で生じる

目の下のまぶたの腫れは、病的なものというよりは、目の周囲の組織の問題である可能性があります。具体的には、

・加齢に伴う眼輪筋に衰えによって眼窩脂肪が突出してしまう

・コラーゲンやエラスチンなどの組織が減少するためにたるみが生じるなど

で目の下が腫れたように見えてくることがあります。

目の下のまぶたの腫れは、美容医療に頼る前に「セルフケア」で改善

目の下まぶたがたるんで腫れたようになってしまった場合、「美容医療に頼るしかないのか」と考える方も少なくありませんが、このあたりは症状次第です。

眼窩脂肪があまりに多ければ医療機関で脂肪を取り除く処置が必要になります。

腫れぼったい感じが軽度であれば、まずセルフケアで対応しましょう。

眼輪筋を鍛えるための目元トレーニング顔のしわ取り体操、顔ストレッチと併せて、ハリ・弾力の回復に効果的なコラーゲンやエラスチンなどの成分を多く含む美容液やアイクリームも活用してみてください。

そうすることで、目の下のたるんだ印象をぐんと改善させることができます。

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【スキンケアアドバイザー監修】吉田 美幸

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