顔のしわ改善には自分の顔のクセを把握するのが大事

顔のしわの原因には加齢や紫外線等いくつか原因がありますが、意外な盲点になっているのが「表情のクセ」。

ご自身の顔を鏡で観察してみると、日常生活でしわが寄りがちな部分には特に、しわが深く入っているなと感じるはずです。

表情のクセによって作られるしわを改善するために、重要なポイントは2つ。

まずはシンプルに「意識してしわが出ないように気を付けること」、そして「お肌の健康をバランス良く保つためのお手入れを心がけること」です。

ご自身の顔のクセを把握し、適切なしわ改善ケアを実践しましょう!

顔のしわ改善の第一歩は、自分の顔を知り尽くすこと


顔のしわ改善を考えるためには、自分の顔のどこに多くしわができるのかを正しく把握することが肝心です。

「全体的に、以前に比べてしわが増えたなぁ」程度の認識でいては、適切なしわ改善策を講じることはできません。

例えば、眉間のしわや目の下のしわ等で、無表情の時には薄くなるものは一般的に顔のクセによるしわなので、日常生活でほんの少し注意するだけで改善できる可能性大です。

乱れていませんか?普段の座り姿勢や表情

顔のクセによるしわ改善には、いつもの姿勢や表情を見直し、しわができない様に心がけるのが得策です。

座った時の姿勢が猫背になっていたり、パソコンやスマホをみているときについ首だけ前のめりになっていたりしないでしょうか?

また、知らぬ間に眉間や額にしわを寄せていたり、目を細めて何かを見る癖があったりしないでしょうか?

無意識にやっている日常の姿勢や顔のクセによってしわが定着し、加齢と共に深く刻まれることは、程度の差こそあれ誰にでも起こり得るようです。

加齢と共にひどくなりがちな「クヨクヨ」「イライラ」に要注意

表情のクセは、普段から怒りっぽかったり、悩みやすかったりといった心の状態を反映するものでもあります。

心が健康でなければ表情はむすっとしがちでこわばりやすく、その結果、眉間や額のしわの原因となります。

さらに無表情は表情筋を低下させ、たるみの原因となり、そこからほうれい線が深くなることも。

毎日笑顔で生活できるのが理想ですが、女性の場合、加齢に伴うホルモンバランスの変化によってどうしても心が不安定になりやすくなることに留意する必要があります。

今日から実践したい!顔のしわ改善ケア

無表情の時には生じない、表情のクセによる顔のしわ改善、日常のちょっとした心がけやケアが大きな効果をもたらしてくれます。

顔のしわが今以上に深く刻まれる前に、薄いしわをしっかり改善し、表情に若々しさを取り戻しましょう。

座るときは骨盤を立てて、首を前に出し過ぎない

姿勢の悪さは身体のゆがみの原因となり、身体がゆがんだ状態になると猫背や首を突き出した不自然な姿勢をとりがちになったり、身体がたるんだりします。

姿勢の悪さや身体のたるみがしわを伴う表情ぐせにつながることがあるため、しわ改善として日頃の姿勢を美しく保つことは不可欠です。

立ったときには頭から足裏までの一本のラインを意識して「真っ直ぐ」を意識すること、座ったときには骨盤を立てることをイメージし、頭を前に出し過ぎないこと。

また、姿勢の悪さからくる顔のゆがみや頬づえといったクセが顔のしわの原因となることもあるため、注意する必要があります。

乱れてしまった肌バランスを整える

一般的に、しわができやすい部分というのは肌自体が乾燥しがちです。

実際に、しわのない部分とある部分を比較してみると、しわのある部分ではヒアルロン酸の合成能と分解能の代謝バランスが崩れていてヒアルロン酸量が少ないことが分かっています。

そのため、しわの気になる箇所には重点的に保湿ケアを心がけ、肌バランスを正常に保つことが大切です。

良質な食事と十分な睡眠、適度な運動を心がける

イライラ顔、クヨクヨ顔は、しわの原因になります。加齢と共に悪化しがちな女性特有の精神的不安定の改善は容易ではありませんが、基本的な生活習慣を整えることが心身を健康に保つために効果的です。

栄養バランスを意識した食事を摂り、しっかり眠り、軽い運動で血流を良くし代謝を促すことで、身体だけでなく心のバランスも保てるようになります。

顔のクセによるしわは、ちょっとした工夫で改善できます。

まずはご自身の顔の状態を見つめ、適切なしわ改善ケアを講じましょう!

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【スキンケアアドバイザー監修】吉田 美幸

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