背中ニキビがかさぶたになったらどうする?正しいケア方法を解説

背中にできたニキビが気になっていじってしまったり、かゆみを感じて掻き壊してしまったりした経験はないでしょうか?

自分では普段見ることのできない背中ですか、気になる背中ニキビがかさぶたになっていることも。

本日は、背中ニキビのかさぶたに対する正しいケア方法を解説しましょう。

背中ニキビがかさぶたに!?原因を探る

いつの間にかできてしまった背中ニキビのかさぶた。

かさぶたとは、傷の治りかけの段階でできるもので、血液中の赤血球や白血、フィブリンといった成分で構成されています。

単なる「血液のかたまり」というわけではなく、傷口をふさぐことで雑菌から守ると共に、傷口を湿潤状態に保つことで傷の治りを良くする役割を果たしているのです。

背中ニキビが傷になるとかさぶたが作られる

かさぶたは傷の表面にできるものなので、「背中ニキビがかさぶたになる」ということは「ニキビが傷になっている」ことを意味します。

ニキビを潰したり、ひっかいてしまったりすることで血が出るような傷ができると、かさぶたが作られるのです。

いじらなければ、背中ニキビのかさぶたはキレイに治ります

「かさぶたを見ると、どうしても剥がしたくなる」という方も多いようですが、背中ニキビのかさぶたは普段ご自身で目視しにくい部分のため、さほど気にならないでしょう。

ただし、かさぶたが手に届くところにあると気になって触ってしまったり、治りかけの際にかゆみが感じられて掻き壊してしまったり、ということもあるかもしれません。

いずれにせよ、いじることでかさぶたが剥がれる、傷がより大きなものになってしまうといった状況から、背中ニキビのかさぶたを治りにくくさせたり悪化させたりする原因になるため、くれぐれも注意が必要です。

できてしまった背中ニキビのかさぶた、どうケアする?


背中ニキビのかさぶたができてしまったら、まず「いじらないこと」が大原則。

必要以上に触らないことを前提に、以下にご紹介するケアを実践してみましょう。

外部刺激を避ける

背中にかさぶたができている時は、入浴時に背中をこすったり、露出して紫外線を浴びさせたりすることは厳禁です。

かさぶたができているお肌はただでさえデリケートですから、刺激になるようなことは避けるようにしましょう。

お肌が刺激を受けることで乾燥が進み、傷の治りが遅くなるだけでなく、かさぶたは余計に厚くなり、さらにかゆみが増してしまいます。

かさぶた部分は乾燥させないよう、保湿を心がけると良いでしょう。

お肌のターンオーバーを促す

健康なお肌は、通常、28日周期で生まれ変わります。

こうしたお肌の新陳代謝を「ターンオーバー」といい、ニキビやかさぶたもターンオーバーが繰り返されることによって治っていくのです。

お肌のターンオーバーを促進させるポイントは、「基本的な生活習慣を整えること」。

十分に睡眠をとり、栄養バランスの良い食事を心がけ、ストレスをためないことが、お肌の生まれ変わりをサポートする秘訣となります。

一方で、乱れた生活習慣や暴飲暴食は、背中ニキビのかさぶたの治りを遅れさせる原因となってしまうので、くれぐれも気をつけましょう。

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【スキンケアアドバイザー監修】吉田 美幸

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