口元にキュッと力を入れた時、顎に梅干しのようなしわが生じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ふとした瞬間に生じる顎のしわしわは、まさに老け顔の象徴。
いつまでも若々しさを維持するために、簡単に行えるセルフエクササイズで顎の梅干ししわを改善しましょう!
顎にできる梅干ししわの原因は、ずばり「オトガイ筋」にあり!
梅干ししわが出やすい方の特徴といえば、下顎、上顎が出ている等で「歯並びが悪い」こと。
このような方は、上下の前歯の位置に大きな差がでてしまうために、口を閉じる際に力が入り、結果的に顎にしわが生じやすくなります。
口を閉じる動作に伴い、下唇のすぐ下からあごの先まで伸びるオトガイ筋が発達することで、顎に梅干ししわが生じやすくなるのです。
簡単!セルフエクササイズで顎の梅干ししわを改善
気になる梅干ししわを改善するためには、歯並びを治すための歯列矯正や顎の骨の位置を調整するための外的手術が必要になることもあります。
また、筋肉の緊張を和らげる「ボツリヌス菌」の注入(ボトックス注射)によっても改善できます。
ただし、歯列や骨格自体がそこまで気にならない場合は、美容医療に頼る前にまずセルフエクササイズを試していただくのが良いでしょう。
顎の梅干ししわの改善には「口輪筋を鍛えること」
梅干ししわを改善するためのセルフエクササイズでは、「口輪筋を鍛えること」が目的となります。
口周りの筋肉を鍛え、オトガイ筋に頼らなくても無理なく口を閉じられるようになることで、オトガイ筋の使い過ぎによる梅干ししわを改善します。
併せて、口輪筋の発達により口の動かし方が変わることで、表情グセに変化がもたらされ、梅干ししわが生じにくくなるという効果も期待できます。
今日から実践したい、口輪筋エクササイズ
「口輪筋エクササイズ」といっても、難しいものではありません。
毎日無理なく行えるストローを用いたエクササイズで、効果的に口元のトレーニングが可能です。
① 口を縦に大きく開きましょう
「お」「ほ」を発声するイメージで口を開きます
② 縦に開いた口のまま、上下の唇を寄せ合って、唇が隠れてしまう程度まで閉じます
③ ②の状態のまま、空気を吸い込みます
④ 空気を吸い込み切ったたら、今度は頬を吸いつけるように吸い込みます
②以降の動作は、ストローをくわえて行えると、口の形を上手く作りやすくなるためお勧めです。
ストローがなくても、ストローで吸う時の口の形を意識しながら唇を閉じることができればOKです。
ここでご紹介したエクササイズを日々実践する他、普段から飲み物を飲む際にストローを使用するのも効果的です。
口輪筋エクササイズは、梅干ししわの他、口周りのほうれい線やたるみの改善にも効果が期待できますから、「最近老けてきたかも」と感じたら積極的に行えると良いでしょう。
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【スキンケアアドバイザー監修】吉田 美幸