ふと気が付けば、深く刻まれてすっかり目立つようになった額のシワ。
そこまで年齢を気にしていないという方でも、鏡に映った額のシワに愕然とする瞬間はあるのではないでしょうか?
できてしまった額のシワを「歳のせい」と諦めてしまえば、どんどんひどくなっていくばかり。
思い立ったが吉日、前向きにおでこのシワ改善に取り組むのが得策です。
おでこ(額)のシワはなぜできる?
おでこのシワ改善を考える上では、まずシワができる原因を正しく把握しておくことが肝心です。
額にシワが生じる原因として真っ先に挙げられるのは、「加齢」による肌弾力の衰えですが、年齢以外にもおでこのシワの原因はあります。
例えば、「表情グセ」は額のシワの原因の一つです。
表情を作る際に目を見開いた時、おでこに横方向のシワが何本も入る方がいますが、これは、「目を開く」という動作を目元の筋肉だけで行うことができない証拠。
このまま放置しておけば、表情を作るたびに生じるおでこのシワはどんどん深くなっていく一方です。
おでこ(額)のシワは改善できる!今日から意識したいおでこのシワ対策
額のシワの原因として「加齢」「表情グセ」を把握したら、さっそく今日からシワ対策を講じてまいりましょう。
年齢を重ねたお肌に潤いを
まずは加齢によって弾力が失われた額には、お肌に潤いと弾力を高める成分を補ってあげるようなスキンケアアイテムを活用するのが良いでしょう。
具体的には、コラーゲンやエラスチン等、お肌を潤しながらハリを支える組織の生成を促してくれる成分をふんだんに配合した商品がお勧めです。
また、レチノールやナイアシンアミド、ビタミンC誘導体といった、ハリを与える成分が配合されているものを選びましょう。
加えて、おでこや目元にできる小ジワ対策には、しっとりタイプのスキンケアアイテムで十分に保湿するよう心がけます。
表情ジワ対策には、目元の筋力UPを
気になるおでこのシワが表情によって深くなっている方であれば、目元の筋肉を鍛えることで、おでこにシワを寄せなくても表情が作れるようにできるのが理想です。
例えば、一日のうちに数回、目元だけを動かすことを意識して目を見開く訓練をしてみるだけでも効果が期待できます。
また、目元の筋肉と常にしなやかで動かしやすい状態にしておけるよう、「目を疲れさせない」「目元の血行を良くする」ことへの工夫も重要です。
スマホやパソコンを使い過ぎないようにする、目元をホットタオルで温める等で目元の疲労改善を図りましょう。
美容医療という最終手段も
「すでに額にシワが深く刻まれている」「市販のスキンケアアイテムを使ってもシワへの効果を実感できない」といった場合、美容クリニックで施術を受けることも選択肢に入ってくるでしょう。
表情でできるシワを軽減させる「ボツリヌストキシン(ボトックス)注射」、額に丸みを出してシワを目立たなくさせる「ヒアルロン酸注射」や「脂肪注入」等、クリニックならではの即効性の高い施術を受けることができます。
ただし、クリニックでの施術は必ずしも一度受ければ良いというわけではなく、メンテナンスが必要になることも。
メリット、デメリットを適切に考慮した上で決断すべき、最終手段といえましょう。
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【スキンケアアドバイザー監修】吉田 美幸