おでこがかゆい原因とは?掻いてカサカサになる前に対処しよう

特に思い当たる節はないのに、「無性におでこがかゆくて仕方がない」ということはありませんか?

かゆいからといって、思いのままに掻いてはいけません。

おでこがかゆい原因を突き止め、掻きすぎによる症状の悪化を防ぎましょう!

おでこがかゆい!原因は?


ひと口に「おでこのかゆみ」といっても、様々な原因が考えられます。

症状がひどい場合には皮膚掻痒症や脂漏性皮膚炎、蕁麻疹といった病気が疑われますが、まずは身近な要因に目を向けることで症状改善の糸口が見つかるかもしれません。

乾燥

肌トラブルの大半は、「乾燥」が原因となっており、肌のかゆみについても例外ではありません。

なぜ肌が乾燥するかというと、第一に「季節的な要因」が挙げられます。

空気が乾燥しやすい秋冬は、肌の乾燥も進みやすい傾向にあるようです。

また、「間違ったスキンケア」も、肌の乾燥を深刻化させる原因となります。

クレンジングや洗顔の際に肌をゴシゴシこすっていたり、一日に何回も洗顔したり、洗顔後の保湿を怠ったりするのはNGです。

洗顔は毎日のことなので、積もり積もってやがては重大な肌ダメージが引き起こされることもあります。

刺激

おでこがかゆい原因は、「外部刺激」にあるかもしれません。

肌に触れる前髪やおでこを触る癖等、些細なことで知らず知らずのうちに肌に刺激を与えているかもしれません。

また、ホコリや花粉、外気等が肌のバリア機能を低下させ、ダメージを受けやすい敏感な肌状態を作り上げてしまっている可能性もあります。

かぶれ

おでこは、顔のその他のパーツと比べると、肌に触れた物質による化学的な刺激や、アレルギー反応による「接触性皮膚炎」が引き起こされやすい部分です。

汗や花粉、化粧品、シャンプー等が刺激となり、かぶれやかゆみを生じさせることは珍しくありません。

虫刺され

また、露出しているおでこは、虫刺されにも注意が必要です。

刺されるとかゆみが生じる虫の代表格といえば蚊ですが、その他にもダニやノミ、毛虫、クモといった身近な虫が挙げられます。

日常生活の他、リフレッシュで行った旅行先では虫刺され対策が欠かせません。

おでこがかゆいときの対処法


「おでこがかゆくてたまらない!」という時は、その原因がよく分かっていない状況であってもまずは「掻かずに保湿」を心がけると良いでしょう。

これでかゆみが治まれば、些細な肌トラブルが原因であった証拠です。

一方、掻かずに保湿していても一向に治まらないかゆみは、専門医を受診し、治療に努める必要があります。

「掻かないこと」は大原則

肌を掻くことで、かゆみの範囲がさらに広がったり、かゆさが増したりする可能性があります。

また、掻き壊してしまうことで肌がさらにダメージを受け、更なる深刻な症状に繋がったり、色素沈着したり、場合によっては感染症を引き起こすことも。

肌がかゆいからといって、掻きむしるのは厳禁です。

まずは「保湿」で様子を見よう

もちろん、特定のスキンケアアイテムやシャンプー等を使いだしてからかゆみが生じたのであれば、それは肌に合わない証拠ですから、見直しが必要です。

また、普段の洗顔やスキンケアで肌をこすり過ぎないことも、大切な乾燥対策のひとつです。

肌のかゆみ対策は、日々のスキンケアから。

ぜひ、日頃のお手入れを見直されてみてください。

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【スキンケアアドバイザー監修】吉田 美幸

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