おでこのシワの原因を取り除いて若々しさを取り戻そう

鏡を覗いた時、横方向にうっすら入ったおでこの横ジワが目につくことはないでしょうか？

どんなにスキンケアに気を遣って美肌をキープしていても、おでこのシワのせいで途端に老け顔に見えるもの。

これでは、せっかくの普段のお手入れも台無しですね。

おでこのシワの原因を知り、症状を改善して、若々しい表情を取り戻しましょう！

おでこのシワはなぜできる？

一般的には、おでこの皮膚や肉は薄く、たるみやシワとは無関係のように思われますが、それでも気になるシワが出てきてしまうことはあります。

そもそもなぜおでこにシワができてしまうのか、この原因を正しく理解した上で、適切なシワ改善に努めるのが得策です。

おでこのシワの原因①　表情癖

シワは全般的に「老化の象徴」と考えられがちですが、おでこのシワは必ずしも歳を重ねることで生じるものではありません。

比較的幅広い年齢層の皆さんの表情を見る限り、おでこのシワは、老若男女を問わず、「出やすい人」と「そうでない人」が比較的はっきりとしているように感じられます。

若い方のおでこのシワの原因といえば、多くは「表情癖」です。

普段から目を大きく見開くような表情をしがちな方には、年齢に関わらずおでこのシワが定着しやすい傾向にあります。

おでこのシワの原因②　肌弾力の低下

ある程度歳を重ねてからおでこのシワが気になるようになった方は、シワの原因として「加齢等による肌弾力の低下」が挙げられます。

肌弾力は、加齢の他、紫外線や乾燥により肌のコラーゲン量が減少することで低下します。

肌弾力が低下すると、肌表面にシワが刻まれやすく、さらに定着しやすくなるのです。

おでこのシワを改善させよう！ポイント3つ

このように、おでこのシワの原因は主に「表情癖」や「肌弾力の低下」にあります。

これらを踏まえて、気になるおでこのシワの改善を図るためには、以下の3点がポイントとなります。

おでこにシワが寄るような表情を意識的に回避

大原則は、日頃からおでこにシワを寄せないよう意識すること。

最近では、顔のシワやたるみ対策として「顔ヨガ」「顔ストレッチ」を実践する方が増えていますが、その際にもおでこのシワには注意して行うようにしましょう。

しっかり保湿で肌弾力アップ

加齢によっておでこのシワが深くなっていて、肌が乾燥しがちな方であれば、肌弾力を回復させるべく、保湿ケアに注力すると良いでしょう。

お勧めは、コラーゲンやエラスチンといった、「肌のハリを支える組織の生成を促す成分」が配合されたアイテム。

併せて、肌にハリを与えるレチノールやナイアシンアミド、ビタミンC誘導体等の成分も意識的に取り入れることができればなお良しです。

日々のスキンケアでは、保湿成分にこだわった化粧水や乳液、美容液を使うようにすると、おでこだけでなく顔全体のシワ改善につながります。

クリニックでの本格的なシワ治療は最終手段

「気になるおでこのシワがどうしても消えない」という場合は、美容クリニック等で治療して改善させる方法もあります。

具体的には、「ボトックス注射」で表情癖によってできるシワを軽減したり、「ヒアルロン酸注射」「脂肪注入」等で額に丸みを出し、立体的でバランスの取れた顔立ちに整えるといった選択肢が考えられます。

ただし、これらの医療行為に頼るのはあくまで最終手段。
理想は、毎日のスキンケアの積み重ねによって、ナチュラルな年相応の美しさを保てることではないでしょうか？

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【スキンケアアドバイザー監修】吉田 美幸