「まだシワに悩む年齢ではないのに、どうも首のシワが気になるようになってきた・・・」
「首元までちゃんとお手入れしているのに、なぜか首に深くシワが刻まれる・・・」
そんな方は、「枕の高さ」を見直すことで、お悩みのシワを改善できるかもしれません。
ここで解説する枕選びのポイントを参考に、ご自身に合った枕について考えてみましょう。
首のシワと枕、意外な関係
皆さんの中には、「首のシワと枕なんて、どんな関係があるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、両者には密接な関係があります。
試しに、あごをぐっと下方向に引いてみてください。首にぎゅっとシワが刻まれると思います。
この姿勢は、高すぎる枕を使っている時の首の状態です。
私たちの人生は、実に3分の1が睡眠時間と言われるくらい、寝ている時間は長いもの。
高さのある枕を使うことで、首にシワが寄る姿勢を長時間続けているとしたら・・・首に深く刻まれる横ジワにも納得ですね。
それでは、首にシワが寄らないように低い枕を使えばよいのかといえば、必ずしもそうとは言えません。
低すぎる枕では呼吸がしづらくなったり、身体に余計な負担がかかったりするため、シワとは別の観点で不適切と言えます。
重要なのは、「身体に合った枕を使う」ことです。
首のシワにサヨナラ!正しい枕選びのポイント
それでは、「身体に合った枕」とは一体どのようにして見分けることができるのでしょうか?
枕選びの際に重視すべき「高さ」「硬さ」「形」の3つの観点から、それぞれのポイントを解説しましょう。
枕選びのポイント「高さ」
理想的な寝姿勢は、あおむけの場合、まっすぐ立っている状態のまま身体を横たわらせた状態です。
横向きの場合には、頸椎と床が並行になった状態であれば、身体に負担のない状態と言えます。
ひと口で「枕」といっても様々な高さのものが販売されていますから、色々と試してみて、正しい寝姿勢を維持できる高さの枕を探してみましょう。
最近では、枕の高さ調節シート等もありますので、市販の枕でしっくりこない場合には工夫して高さを調整されてみるのもお勧めです。
枕選びのポイント「硬さ」
次に、枕の「硬さ」です。
一般的に、柔らかすぎる枕は頭が沈み込んで寝返りが妨げられるため、寝姿勢が固定されがちです。
首のシワの定着に鑑みれば、就寝中も適度に体勢を変えて、同じ箇所にシワが寄らないようにしておくことが肝心ですから、頭が沈み込み過ぎない様、ある程度反発のある枕を選ぶのが良いでしょう。
枕選びのポイント「形」
そして、「形」については、身体を横にしたときに、頭や首が支えられる形状かどうかを確認します。
枕の中心にゆるやかなくぼみがあると、頭がしっかり支えられます。
また、両端にはやや高さがあることで、寝返りが助けられるためお勧めです。
シワのない若々しい首元を手に入れるためには、寝具にもこだわりを。
特に、枕選びは、人気ブランドや話題のアイテムといった観点からではなく、「身体に合ったもの」という視点で取り組みましょう
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【スキンケアアドバイザー監修】吉田 美幸