首のシワにお悩みであれば、まずお風呂上がりのスキンケアを見直してみましょう。
お風呂上りで柔らかくなった首元に適切なケアを施すことで、首のシワはぐんと改善されます!
サロンの高額な施術を検討する前に、日々の基本的なお手入れの徹底に努めてみてはいかがでしょうか?
お風呂上りにでも首がシワシワ・・・は要注意!
お風呂上がりのお肌は、本来ならしっとり潤っていてシワ知らずのはず。
なのに、首元を見ると細かなシワが無数に・・・なんて悲しい発見をされたことのある方も多いかもしれませんね。
お風呂上がり、試しに喉仏のあたりを軽くつまんでみましょう。
細かいシワが気になりませんか?そして、つまんだ指を離してみて下さい。
つまんでいないのに、首のシワシワが治らないということはないでしょうか?
首のハリや弾力が失われているな、と感じたら、さっそくお家ケアを見直してみる必要があります。
首のシワ対策に!お風呂上がりにマストなスキンケアとは?
それでは、気になる首のシワにはどのようなケアが必要なのでしょうか?
「ケア」というと、真っ先にエステサロンや高価な美容液をイメージする方も多いと思いますが、こうしたスペシャルケアに頼るのは最終手段です。
まずはご自身が無理なくできることから、始めてみませんか?
実際のところ、首のシワはお風呂上がりの「保湿」と「ストレッチ」で簡単に改善できます。
基本はやっぱり「入念な保湿」
お風呂上がりのお顔のスキンケアは欠かすことはなくても、首元のケアも顔同様、十分にしている方はそう多くないのではないでしょうか?
しかしながら、首元もお顔とつながる一枚の皮膚ですから、シワ・シミのないきれいな状態を保つためには同様のケアを施さなければならないことは言うまでもありません。
今日からは、お顔に使っている化粧水、美容液、乳液はたっぷり首周りにも塗り、首元をお手入れしましょう。
「お顔に塗って残った少量を首まで伸ばす」では不十分な場合もありますから、改めて必要量を手に取って、首元のケアに使うようにします。
また、首の細かなシワが目立つ場合には、お手入れの最後にワセリンを伸ばすのも効果的です。
縦方向に入った細かいシワの原因は主に「乾燥」ですから、化粧水や美容液、乳液で必要な潤いを与えた後に油分で蓋をするイメージで、万全な保湿を施すのが良いでしょう。
自己流ストレッチで簡単にリンパ流し
首のシワの原因は、前述の「乾燥」の他にも、「お肌のハリ・弾力の欠如」が挙げられます。
お肌のハリや弾力が失われる背景には主に「代謝不良」があり、これによってコラーゲンやエラスチンといったハリ・弾力成分の生成がうまく行われなくなるのです。
代謝不良を解消するためには血行やリンパの流れを正常化させる必要があり、そのためにはストレッチが効果的です。
ストレッチといっても難しいものではなく、以下のような、スキンケアの延長で行えるものでOKです。
・ 天井のほうを向き、首を伸ばした状態で、化粧水や美容液を首に塗り広げながら手でほぐす
・ リンパ節のある耳の付け根~鎖骨付近を指や掌でなでる
首のシワ改善のポイントは、「お風呂上がりのスキンケア」にあり。
普段のスキンケアに、首元のケアも加えるだけで、シワ知らずのしっとりとした首を手に入れることができます。
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【スキンケアアドバイザー監修】吉田 美幸