アイドルのようにぷっくりとした涙袋は若い女の子の憧れですが、一方で、歳を重ねた大人の目元のふくらみは「たるみ」と捉えられ、老け顔の印象を与える原因ともなります。
目元のたるみにお悩みであれば、まずは目元のたるみの原因を把握し、適切な対処法に目を向けていきましょう。
涙袋のたるみは「眼輪筋の衰え」!たるみの原因を理解しよう
若い頃にはピンとハリがあって、ぷっくりとしていた涙袋も、加齢と共に下方向にたるむようになります。
なぜたるんでしまうのかといえば、それは「眼輪筋の衰え」による症状です。
そもそも涙袋は「眼窩(がんか)脂肪」といわれる部分であり、これは目の周りをぐるりと覆う眼輪筋によって支えられています。
歳を重ねると身体全体の筋力が低下しますが、眼輪筋についても例外ではありません。
この眼輪筋が衰えてしまうことで、涙袋の脂肪部分を支えきれなくなり、結果として涙袋が下垂してしまうのです。
涙袋のたるみ解消!簡単にできるエクササイズとマッサージ
「若い頃はぽってりとした涙袋がチャームポイントだった」という方の大部分が、歳をとると目元のたるみに悩まされるようになります。
ところが、「たるんでしまった涙袋はもう元に戻らないのか?」といえば、必ずしもそうとは言えません。
日々のちょっとした工夫で、涙袋のたるみを改善させることができます。
涙袋のたるみ改善に効く「眼輪筋トレーニング」
涙袋のたるみの原因である「眼輪筋の衰え」には、トレーニングが効果的で、簡単なエクササイズによって引き締めることが可能です。
以下の動作を、朝晩に3セットずつ行うのみです。
①明るい光を見てまぶしいときのように、目をぎゅっと細めます
②目を細めたまま、上を見るように目だけを動かします
同時に、眉毛も上に引き上げるようにして10秒キープします
③上方向に引き上げた視線と眉毛をゆっくり戻します
エクササイズを行う際は、眼輪筋の動きを意識して、なるべく頬の筋肉を動かさないように気をつけるのがポイントです。
気になる涙袋のたるみに「くるくるマッサージ」
眼輪筋トレーニングと併せて実践したいのが、涙袋の「くるくるマッサージ」です。
目元をマッサージすることで、血行を良くし、お肌の新陳代謝を促します。
お肌のターンオーバーが正常化されることで、目元の弾力やハリを作るコラーゲン、エラスチン等の生成が促進されます。
エクササイズ同様、こちらも方法は簡単。目元にたっぷりクリームを塗って、目頭から目尻に向かって、くるくると指の腹で優しくなぞるようにするだけです。
同時に保湿もできるので、お勧めですよ!
歳を重ねても魅力的な目元でいるために、今日から「涙袋ケア」を始めましょう
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【スキンケアアドバイザー監修】吉田 美幸